持ってけ盗難車

※言うまでもなく窃盗は犯罪です
 持って行ったらダメです


昨夜
某国営放送にて
最近の盗難車事情が報じられた


その時に思ったのは
「まあ
 そうなっていても不思議じゃないな」
だった



番組の
おおまかな内容は。。。


・盗難防止のためのイモビライザが破られている
 →ECUを騙せば乗り逃げできるって事だな
・電子キーはOBD2の操作で交換できる(アタリマエ)
 →しかもソレ専用のツールが売られている
・最近は四輪車も中東ルート*1なのね
 →どうりで中東人の解体屋が増えてきてるワケだ


という感じ



なるほどなと思ったのは
中東→アフリカルートの存在


勃興するアフリカでは
まだまだ日本車の人気は衰えず
かといって正規輸入車
買う事ができるほどの収入には
まだまだ届かない。。。と



ギョーカイ(自動車工業会)には
この状況を何とかしようという気が
無いらしく。。。
もうしばらく今の状況が続くかもしれない



どうすればイイのか?
盗難しにくくする技術を盛り込むのは
難しい事ではない
一部のクルマにみられるように
指紋認証や静脈認証を使ったセキュリティは
有効なのではないだろうか*2
(実は指紋認証は欺瞞できてしまうので
あまり有効ではない)


私がギョーカイに問いたいのは
・仮に静脈認証を追加したときに
 どれだけのコスト増になるのか?
 →新車購入時の数万円増*3は負担になるのか?
・そのコスト増は消費者に受け入れられないのか?
 →盗難保険料分を優遇するなどの仕組みを整備して
  全体のコストが変わらないように出来ないか?


もしギョーカイに
こういう事が考えられないとするなら
盗難事件は今後も増え続けるだろう



盗られてしまったら
取り返す事は不可能に近いからね

*1:二輪車は10年くらい前から中東ルートが存在した

*2:その際にはそのセキュリティシステムの耐タンパー性が問われる事になるだろう

*3:間違っても1個あたり原価ウン十万円なんていう事は無い