帰属意識

気持ち悪さと一抹の不安
そして一点の希望を覚えるニュース

友達と集まった時にみんながセシルのショ袋を持っていると『帰属意識』の発端にもなりうるアイテム

(中略)

同ブランド販売スタッフの多くがショ袋をサブバックとして利用していることから、「同バックを常時携行することで販売スタッフにセシルマクビーへの帰属意識を高める」ことを目的に導入を決めた

(ソースURL:http://www.shibukei.com/headline/6300/)


「みんなと同じだと安心する」
という意識
自分が何者であるかの定義を他に求める
という意識


こういうのは
今に始まった事ではない
私自身は
こういう話を煽動する側の動きに
気持ち悪さと不安を覚える



けれども


イマドキのワカモノは
画一化される事で安心感を得ている世代とは
比べ物にならない程の個性を持っている


自分自身が良いと思う価値観を吸収し
ソレを自分自身のモノにしていく
残念なのは
吸収した価値観を
能力として発揮する場所が無いという事か



さて現実はどうなのか?
ドメスティックブランドを持つ事は
悪い事ではないと思う


バッグから便所マットに至るまで
一つのブランドに染めている人を
テレビなどで見かける事があるが
イマドキのワカモノは
多くの品物から必要と感じるモノを
うまく取り入れて
自分を引き立てている


そうしているうちに
画一化されそうになる事から
逃れようとする


その意味で
個人に選択行動が働いているという
希望を感じるのだ



もう一つ


ニュースで取り上げられたブランドは
起ち上げ当初から今に至るまで
世の中の変化に追従してきているからこそ
このような視点に立つ事が出来るのだ


その点は高く評価しなければならない




。。。ついでに
ぶっちゃけ言ってしまうとだな。。。


HermèsやVuittonのショップ袋を持ち歩くのは
カッコ悪いと思うのですよ
これらのブランドは必要に応じて
ホンモノの現物を日常で使うのが
イイのであってね


持って歩くショップ袋が
CECILとかMoussyとかだからイイんですw