続・韓国ロケット空中爆発

情報が交錯している
調査も何も始まっていないのに
誰の責任なのかという
論調になりつつあるようで


まずはサーチナによる
韓国メディアの論調を伝える記事

このように予想できない事故が相次いだ場合、専門家は全般的にシステムを再検討すべきという意見を述べていたが、韓国の教育科学技術部と韓国航空宇宙研究院は、10日に打ち上げると宣言した

   (中略)

今回の失敗はロシア側にもあるとし、昨年も打ち上げが延期となり、エンジンに対する憂慮が出た際、ロシア側は「何の問題もない、予定通りに打ち上げをするべき」と主張していた。今回も同様に、打ち上げは問題ないとの見解を示していた

(ソースURL:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0611&f=it_0611_013.shtml)


打ち上げゴーサインを出したのは
どちらだろう?
Challengerの事故から
何も学ばなかったのだろうか?



次にChosun liboのコラム。。。
お怒りの様子なんだけど
その矛先が実に興味深い

1回目の打ち上げ時にも今回のようなうそが存在した。事もあろうに科学者たる者がなぜ見え見えのうそをつくのか分からない。ましてや、そんな人たちが宇宙開発を進めるというのは、何ともおかしな話だ

(ソースURL:http://www.chosunonline.com/news/20100612000040)


この記事を書いた人の指摘する「うそ」とは
KSLV-1の1号機(前回のヤツ)の打ち上げ直前に
1段目の搬入が終わった段階で
「準備が整った」と韓国側が公表したのに
同型のエンジン燃焼試験で問題が見つかり
ロシア側から打ち上げ中止を通告された事について
その公表が「うそ」になったと
言っているらしい


だから
打ち上げゴーサインを出したのは
どちらなの?



もう一つChosun liboより
下記のリンク先を読んでみて
記事本文は
何が言いたいのか解らないから引用しない


羅老号失敗:日米など先進国の例
 http://www.chosunonline.com/news/20100611000029



大事なのは
「失敗から学ぶ」事
人的被害を出さない事が最重要で
何があっても安全側に倒れる仕組みにして
最善を尽くしデータを収集し
科学的に分析した上で。。。
次に繋げる*1事ができれば
成功の為の失敗と言って構わないだろう


実際に
NASAJAXAはそうやって
成長してきた
その一例がMUSES-C



ちなみに
『もっと強くロシア側が制止していれば』
という文言を含む記事は
元ソースが見つからないので
真に受けないように

*1:失敗した後でワンモアチャンス!って言うためには。。。客観的なデータを示して関係者の理解を得なければならないよね。ソレが「次に繋げる作業」