韓国ロケット空中爆発

失敗を喜ぶ事なく
学ばなければならない事がある


サーチナより

ロケットの打ち上げ失敗は、9日に発生した消火装置のトラブルとは関係がないと話した。また、打ち上げ後137秒までは軌道は正常であったとし、1段ロケット部分はロシアが製作したものだと述べた

(ソースURL:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0610&f=it_0610_042.shtml)


ロシア側の責任にする気満々だねぇ。。。



ロケットっていうのは
爆発的な燃焼を推力に変換して
地球の重力に逆らう装置で
ほんの少しの問題*1が致命的になりうる
トータルシステムだ


接着剤でくっつけて火をつければ飛ぶ
なんていうモノじゃない


そもそも
6本打ち上げた*2だけで
技術蓄積が出来るほど
宇宙開発は甘くない
こんなレベルで
人工衛星を打ち上げようという気になるのが
恐ろしい


ロシア人技術者は32歳で5日午前5時40分ごろ、釜山市内の地下鉄の駅で、自分の腹部を3回にわたり刃物で突き刺したが、病院に運ばれて治療を受け、一命をとりとめた。同技術者は「ナロ」打ち上げ関連のコンピュータシステムの責任者で、「精神的な重圧が大きすぎ、自殺したくなった」と説明した

(ソースURL:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0608&f=national_0608_055.shtml)


という痛ましい事件が起きるほど
ロシア側のエンジニアの中では
ヤバい状況を認識していたのかもしれない
(この技術者は孤立無援になっていたのかも
かわいそうに
一日も早く回復する事を祈る)


次の3号機も
ロシア側は1段目を供給する契約になっているらしいけど
どうなることやら



韓国といえば思い出すのが
本田宗一郎の発言
「向こうへ行って、オートバイを作るのを教えた。
 それで、一通りできるようになったら、
 『株を全部買いますから、帰ってくれ*3』と言われた。
 『どうしましょうか』と下の者が聞いてきたから、
 『そんなことを言われるところでやることはねえよ』と言って、
 金を返してもらった」


他の国と違って
あの国は全く成長していない。。。
おそらく今後も成長しないだろう
ロシアにも同じ事を言うんだろうな


だから私は
関わりあわない事にしている

*1:例:重心がズレていると傾いて飛ぶ。重心設計は完璧じゃないし他の要因もある。でも可能な限り設計に折り込んで後は姿勢制御で何とかする。。。何とかするんだけど限度を超えると悲しい事になる

*2:KSLVの前のKSR-3(5本目)は液酸+ケロシンだけど約4分しか飛んでない。しかも成層圏界面を超えずに日本海に落ちてる。前回(6本目)は衛星を軌道に投入できなかった。惜しかったね

*3:「日本側の出資分を買い取るから今後は関わりあうな」という意味。ものすごく無礼な言い分