袖擦り合うも他生の縁。

私のエンジニア人生、
最後の大仕事でできあがりつつある、
人との繋がり。


コレは私の財産だ。
彼らは、人としての私と話をしてくれる。
彼らもまた、よりよい明日のために今日を働いているのだ。


そこには、絶妙な需要と供給のバランスで、
本当の意味での「和」ができあがる。
和をもって尊し、という、あの「和」だ。
それはハーモニーであり、チームプレイである。


決して誰かの言いなりになったり、
一方的に自分の我を押し通す事ではなく、
なによりも、それぞれが自分の考えをしっかりと持つ事、
違う考えを聞く耳を持つ事、


その上で、
他の考えを受け容れるか否かを決める、
何が正しくて何が間違っているかを見極める、
決めた、見極めた事に責任を持つ、
ソレができる環境と能力を持った人々の集合こそが、
「和」なのだ。


そういう人々と出逢うことができる奇跡。
チャンスに敏感であれば、
必ず、そういう出逢いがもたらされる。
少なくとも私にとっては、そうだった。



社畜とか宮仕えとか、
事情は人それぞれにあるんだろうけど、


そこに居るのがあなた自身でなければならない、
という必要性が、何よりも大事なのだ。



さて、一つ聞かせてもらおうかな。


「あなたは誰ですか?」