その他の認知症(1)

近しい人が
急性副鼻腔炎と診断されたので
少し書いておこうと思った
(しかしこの記事も書きかけなのです)

興味深いケースをいくつか

とりあえず部分的な病変が起きる例を
挙げてみる
(脳腫瘍とかは次の機会にね)
・急性副鼻腔炎における脳病変の例
 http://www.urso.jp/kokushi/question.aspx?t=96&g=D&n=12
 →上記URLの頭部造影CTを観察すると
  左脳中央部に空間が拡大して
  周辺部位を圧迫しているように見える
  ココまで進んでしまうと
  意識昏迷と右麻痺も当然か
  弓状束*1にまで影響していたら失語もあるかも
  数ヶ月でココまで進行するんだねぇ。。。
・膿瘍とか嚢胞とかの例
 http://www.asahi-net.or.jp/~tv4m-tkhs/NOUYOU/NOUYOU.html
 →"epidermoid"は類表皮嚢胞なんだね
  これらも部位によっては認知症を起こしうる
  小さいうちはイイんだけども
  徐々に大きくなっていくので
  放置しないようにしましょうね

どうすればイイのか?

お医者さんに行きましょう
→アタマが痛いとか痺れがあるとか
 ふらつくとか震えるとか
 そういう症状を放置しないように
 まずは近所の内科へどうぞ*2

*1:ブローカ野とウェルニッケ野を連絡する神経経路。。。とされている

*2:症状が続くようなら脳神経外科でもイイと思う。とにかく医者行け