エンジニア哀史

エンジニアの悪夢ってヤツを話そうか
どこにでもあるレベルの問題だから始末が悪い



ある日のこと〜
ある所のXP Home editionの上で
apachesubversionが動いておりました〜



そのsubversion
ファイルのチェックアウトは出来るのに
チェックインとコミットが出来ない
という障害が出ておりました


『ファイルの登録も更新も出来ないよ。。。
 読めるのにね。。。』
『困りましたねぇ。。。』
と嘆くユーザーは
Administrator様に陳情に行きました


『御代官様〜
 ファイルが読めるのに書けませぇ〜ん』
『御代官様〜
 サーバにForbidden(403)と言われてしまいます〜』


Administrator様は
訥々とsubversionの礼儀を説き
「畏れ多くもsubversionなるぞ
 間違いが起きる訳がなかろう
 下がれ下がれぇい」
と民草共を退けました


でも
相変わらずapacheは403を返すばかり
いっこうにファイルの更新がかかる気配がありません


それを見ていた御代官様
民草共の状況を見て
ついにsubversionのみならず
"どうすれば美しい運用ができるか?"
という
subversion関係あらへんがな理論まで
開陳しはじめました


そんな話をされてもなぁ。。。
と思った民草の一人が意を決して
"とらぶるしゅーてぃんぐ"なる南蛮渡来の手法で
御代官様に動作を確かめてもらうべく
代官所へ出向き。。。じゃなくて
"くらいあんとそふと"を起ち上げて
御代官様に状況を確認してもらいました


「ぬぅ。。。
 確かに動かんようじゃのう。。。」
『でしょでしょ御代官様〜』


。。。すると御代官様
サーバに向かって何やらコソコソ。。。


するとどうでしょう
ファイルのコミットもチェックインも
何もかも動くようになりました〜


めでたしめでたし〜(大団円




。。。めでたくねぇよ(怒
なんだ?
「設定(ディレクトリ名)が間違ってた」
ってのは?


おまいは運用前に
結合テストをしないのか?
端末側から操作できる事くらい
フツーは確認するもんだろうが?
新規で私のアカウントを開けた時に
そのIDとパスワードで
動作チェックしないのか?



てめえのミスを確かめずに
クライアントの力量を疑うなんてのは
世が世なら無礼打ちだぞ?
まあ所詮Administratorどまりだ
とてもじゃないけどrootは任せられない


しかも
そんな騒ぎのあった翌日には
ファイルのチェックインができないユーザーが
現れる始末だしな。。。
(私は出来てるから
他人の事は別にどうでもイイんだけどw



まあなんだわ
subversionを検索して
コレを読んだサーバ管理者は
この事例を他山の石として
つつがなく運用すればイイと思うよ



あと
ユーザーを小馬鹿にするのは
エンジニアである前に
人間として間違ってるぞ
恥を知れ